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LITHIUM BATTERY

電池入り製品を海外へ送る条件

リチウム電池を含む製品は、国際郵便・国際宅配便それぞれで条件が違います。送れる条件と送れない物を公式資料から確認します。

公式情報の確認日:2026-10-12

まず「送れない電池」を除外する

日本郵便の「国際郵便で送れないもの」では、モバイルバッテリーは全世界共通で送れない物に入っています。リチウム電池については、機器に取り付けられたもので一定の条件を満たすものに限り、一部の国・地域宛てに送れるとされています。機器に取り付けられていない電池(電池単体や、機器と別にして同梱した電池)は、他の条件を満たしていても郵送できません。

国際郵便で送れる条件

日本郵便の「国際郵便によるリチウム電池の郵送条件」に書かれている主な条件です。

項目条件
電池の状態機器に取り付けられている(組み込まれている)こと
リチウムイオン・リチウムポリマー電池セルは20Wh以下、電池(組電池)は100Wh以下。外装容器にWh値の表示があること
リチウム金属・リチウム合金電池セルはリチウム含有量1g以下、電池は2g以下
1個の郵便物に入れられる数セルは4個まで、または電池は2個まで
電池の重量5kgを超えないこと
試験国連「試験及び判定基準のマニュアル」第3部38.3の試験に合格していること
状態欠陥・損傷がなく、発熱・発火・短絡のおそれがないこと
梱包丈夫な外装に入れる(機器が同等の保護をする場合を除く)。短絡と不意の作動を防ぐ

同じ資料には、携帯電話1台とビデオカメラ1台、デジタルカメラ4台は送れる例、デジタルカメラ5台(セル5個)は送れない例が挙げられています。腕時計・炊飯器・デスクトップパソコンなどに組み込まれたボタン型リチウム電池は、航空便・船便で送れるとされています。

宛先国でさらに制限されることがある

日本郵便の資料では、宛先は同社サイトに掲載された国・地域に限られ、SALやEMSはすべての国で使えるわけではないこと、電気製品を制限している国では返送される場合があることが書かれています。たとえば米国宛ての条件表では、電源アダプター・充電器・バッテリー駆動機器などの家電製品が「条件付許容物品」に入っています。送る前に宛先国の条件表を確認してください。

国際宅配便では扱いが違う

ヤマト運輸の「国際宅急便で送れないもの」には、リチウム電池とそれを内蔵する機器(ノートパソコン、タブレット、携帯電話、ゲーム機、デジタルカメラ、モバイルバッテリー、腕時計など)が挙げられています。電池が取り外せる場合は電池を外し、インボイスの品名に「No Battery」と記載するよう案内されています。佐川急便の飛脚国際宅配便も、料金表の注意事項で危険品を取扱いできない品目としています。郵便で送れる条件を満たしていても、宅配便では送れないことがある点に注意してください。

相談先・申込先の選び方

電池の種類やWh値が分からないときは、製品の取扱説明書やメーカーで仕様を確認してから、郵便局の窓口で宛先と製品名を伝えて引受可否を確認します。条件を満たさない電池入り製品は、危険物の輸送に対応した国際エクスプレスや発送代行に、製品の安全データシート(SDS)などを用意して相談します。

確認した一次情報(確認日:2026-10-12)

電池の輸送条件は航空危険物の規則改正に合わせて変わります。条件は確認日時点の各社資料に基づくもので、個別の製品が送れるかどうかは差し出し先で確認してください。

シロボ
シロボのひとこと

同じ前提で比べると、違いを確かめやすいよ。